【福岡ソフトバンクホークス】2026年度支配下昇格選手予想

ホークス考察
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球春到来!!!

2026年2月2日時点で福岡ソフトバンクホークスの育成登録選手は54人。そして残りの支配下枠は7枠(佐々木麟太郎選手の加入を想定すると6枠)。単純計算で9人に1人しか支配下になれません。今年も壮絶な支配下争いが繰り広げられることでしょう。また別で外国人選手を補強すればさらに支配下枠は絞られます。

この記事では、そんなホークスの育成選手の中で特に 支配下昇格の可能性が高い選手 を6名ピックアップしました。


長谷川威展

2024年度は一軍戦32試合に登板し、リーグ優勝に大きく貢献した長谷川威展投手

彼がトミージョン手術からの復帰を果たした時、支配下昇格は間違いありません。

現在、支配下選手の中で中継ぎ左腕候補は中村稔弥投手ヘルナンデス投手大江竜聖投手木村大成投手の4名。木村投手以外は一軍での実績が豊富ですが、層が厚くて困ることはありません。

2025年オフに有原航平投手という大黒柱が抜け、より一層ブルペン陣の負担が増すことが考えられる中、長谷川投手のような信頼できる投手がシーズン中盤以降でもフル回転で活躍してくれたら非常に心強い戦力となります。


川口冬弥

2025年度にプロ1年目ながら一軍・二軍共に抜群の成績を残した川口冬弥投手

彼も長谷川投手と同様に、腰の状態が万全になれば一軍の戦力として大きく期待できます。

2026年度は有原投手が抜けたことによる約180イニングを、若手先発の力で乗り切ろうとする考えを小久保監督を含めた首脳陣が持っています。スチュワート投手や、徐若熙投手、前田悠伍投手等が首脳陣の期待に応えれば何の問題もありません。ただ、誰も先発ローテーションに収まらない最悪の状況になった時、中継ぎの負担は確実に増します。

樹木トリオ(藤井投手、松本裕樹投手、杉山投手)の負担を少しでも減らしたいですし、その為に川口投手の力が必要です。


澤柳亮太郎

2024年度は1年目ながら一軍・二軍共に信頼感ある投球を披露した澤柳亮太郎投手

長谷川投手同様にトミージョン手術からの完全復活を果たせば支配下昇格間違いなしです。

長谷川投手と川口投手にも言えることですが、一軍で実績のある投手が育成選手として控えていることは非常に心強いです。これから二軍三軍で結果を残して一軍で活躍しようと考えている若手育成選手にとっては、とんでもなく高い壁になっているとは思いますが。

澤柳投手の強みは全ての球が強いこと。全身に漲るパワーをボールに乗せるので、全ての球種の前に「パワー」を付けたくなります(パワーストレート、パワーカット、パワーカーブ、パワーフォーク)。1年目のオープン戦で阪神の森下選手から外角低めの完璧なカットを左中間に運ばれたシーンがありましたが、パワーアップを果たしてあの時のリベンジを果たして貰いたいです。


アルメンタ

今年、育成選手の中で唯一A組に抜擢されたアレクサンダー・アルメンタ投手

ホークスは2025年度オフ、モイネロ投手の日本人枠化に伴い外国人選手の獲得を目指していました。ただNPBで実績を残していたデュプランティエ投手を始めとする外国人選手の獲得に失敗したことで、現在ホークスに所属している有望な育成外国人選手の方にシフトチェンジしました。その筆頭がアルメンタ投手です。左投げで平均して153~154キロのスピードボールを投げれて、スライダーの切れも素晴らしいので、ショートイニングであれば今すぐ戦力になります。アルメンタ投手の他にも才能溢れた育成外国人選手がいて、ショートイニングならロドリゲス投手、先発ならサルディ投手も候補になります。張峻瑋投手は球種が少なく、外国人野手は全体的に若さ故に粗さがあるので、数年後に期待するというイメージです。

現在の支配下外国人選手はモイネロ投手を除くと5名(オスナ、ヘルナンデス、ダウンズ、スチュワート、徐若熙)。投手5名の登録はルール上不可能なので、アルメンタ投手からすればダウンズ選手を除く4名の投手との争いに勝たなければなりません。オスナ投手がここ2年一軍で結果を残せていない部分を見ると、十分にチャンスはあります。同じ左のヘルナンデス投手はアルメンタ投手の台頭に黙っていないでしょうね。


盛島稜大

身長187cm,体重107kgの恵まれた体格から繰り出されるパワフルなスイングと強肩が売りの正捕手候補、盛島稜大選手

2026年度のホークスの戦力図を見た時に、明確なウィークポイントとなるポジションはありません。強いて言えば、中継ぎが樹木トリオに頼りすぎな部分と先発の軸(有原航平)が抜けたぐらいです。よって支配下枠の多くを「投手」に割くのではないかと分析します。

野手の方に目を移すと、主力選手の高齢化は見られるものの、その次の世代が確実に力を付けてきており、そこまで急を要する状況ではありません。例えば外野手では柳田選手、近藤選手、周東選手、柳町選手の他に、山本選手、正木選手、石塚選手等がいます。内野手では今宮選手、牧原選手、栗原選手、野村勇選手、川瀬選手の他に、高卒1年目から二軍で存在感を発揮した石見選手や宇野選手等がいます。主力の次の次まで戦力が控えている状況で、良い意味で誰を起用するか悩ましいです。

捕手に関しても、海野選手を始めとして誰が出ても素晴らしい働きをしています。ブロッキング技術は12球団No.1ではないでしょうか。その中で、強いて言うなら「打撃力」をもう少し伸ばしてもらいたいところです。

打撃を売りにしている捕手はチーム内にたくさんいますが、その中でも盛島選手はスケールが大きいです。本塁打を年間で20~30発放つ可能性を彼には感じます。また、年齢が21歳と若い点も魅力の1つです。盛島選手と同じく強肩強打が魅力の大友宗選手は現在26歳。海野選手や谷川原選手とは3歳しか変わりません。

二軍で実戦を積み、将来的にホークスの正捕手として羽ばたいてもらう為に、盛島選手の支配下昇格は十分考えられます。


大泉周也

ラストチャンスに懸ける大泉周也選手

大泉選手はプロ1年目(2024年度)から実力を遺憾なく発揮し、三軍では無双状態を継続しています。ただ、佐藤直樹選手、石塚綜一郎選手、山本恵大選手、緒方理貢選手、川村友斗選手の方が大泉選手よりもアピールに成功していたことで二軍での出場機会すら得ることが難しい状況が続きました。

大泉選手は今年で27歳。年齢的に見るともう中堅の域に入っています。実力的には支配下筆頭ではあるものの、若手が同じような成績を残せばそちらが優先されます。主力の怪我や不調が重なり、その上で大泉選手が圧倒的な二軍成績を残して初めて大泉選手にチャンスが生まれます。

野球人生ラストチャンスのシーズンで大泉選手がどのような結果を残すのか、注目です。


支配下昇格は「運」+「実力」

育成選手は基本的に支配下選手のサブとして考えられています。

一軍の支配下選手が怪我不調なく活躍して圧倒的に優勝すれば、育成選手が支配下に昇格することはまずありません。だからこそ、育成選手には実力もそうですが(タイミング)も必要です。

その運(タイミング)の確率を上げるためにできることはたくさんあります。

まずはできるポジションを増やすこと

内野手が求められている状況で外野しか守れない選手はノーチャンスです。現西武の仲田慶介選手は外野手として入団しながら、内野を全て守れるようになったことで支配下登録を勝ち取りました。

例えば外野守備の要である周東佑京選手が長期離脱となればどうなるでしょう。

この場合、正二塁手の牧原大成選手もセンターに就くことができるので、中堅手だけでなく二塁手の選手もスタメンで出場するチャンスが生まれます。もちろん中堅手のバックアップが強力であれば、そちらが優先して起用されます。ここ最近、俊足且つ送球が苦手な内野手(イヒネ選手、藤野選手)が中堅手に挑戦していますが、非常に良い試みだと感じます。逆に送球が安定している内野手(井上選手)が外野に挑戦するのは、正直どうなのかなとも思います。外野の練習をするより先にやることがあるのではないでしょうか(打撃)。

次に、自分にしかない強みを磨くこと

10年以上ホークスの正遊撃手を務めてきた今宮選手は、一軍に出始めの頃、打撃では期待されていませんでした。絶対的な守備範囲と肩、そして卓越したバント技術でレギュラーの座を掴みました。

中村晃選手は高校通算60本塁打の長打力を捨て、粘り強い嫌らしい打者に変貌を遂げました。長打で勝負するよりも、ファールで粘って四球をもぎ取る技術を極めた方がこの世界で生きていけると中村選手自身が考えて実行した結果です。2024年度から代打出場も増えてくると「一球で仕留める技術」を磨くようになり、2025年度はその努力が実を結びリーグ優勝に大きく貢献しました。

このように、プロ野球選手は「打つ、守る、投げる」以外にも複雑な能力が求められます。これらの能力の中で、自分が人よりもできるならばそれを伸ばしていくべきです。育成選手でも目立つものがあれば一軍で使ってみようかと必ずなります。普通のショートゴロが内野安打になる周東選手の足は究極ですがその一例です。

例えば「走れる捕手」はいそうでいなかったカテゴリーの選手なので、渡邉陸選手や谷川原選手あたりが20~30盗塁して夢を見せてほしいなと思います。

コメント

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
2025.10.03
ご質問ありがとうございます!!!ダウンズ選手はDHを使うことなく「内野手」として起用できるという点で貴重な存在です。12球団見渡しても、これだけユーティリティ性と長打力を兼ね備えている使い勝手のいい外...
さよならの季節——2025年ホークス構想外候補10名【10月編】
エラル
2025.10.03
うえでぃーさんは、ダウンズ選手、宮崎楓投手は来シーズンどうなると思いますか?2人とも好きな選手なんですがあまり活躍できてないイメージなのでどう判断されるのか気になります💦
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うえでぃー
うえでぃー
2025.08.28
コメントありがとうございます!そして補足ありがとうございます!!!覚悟はしておかないといけませんね…。
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きゃすが
2025.08.28
こちらの動画の中でモイネロ選手がメジャーリーグへの憧れを語っています長期契約が終わったあと、もしかしたら何かあるのかもしれませんhttps://youtu.be/PFhQaqVSgQ0?si=n3Xq...
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うえでぃー
うえでぃー
2025.04.19
エラルさんの選出を見る感じ、今すぐ支配下というわけではなく数年後に出てきそうな有望株を選んだらいいんですね。そうなると、この3名以外だと岡田晧一郎投手が面白い存在だと思います。彼は変化球(特にフォーク...
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