2025/4/5、福岡ソフトバンクホークス三軍対高知ファイティングドッグスの交流試合が行われました。
結果は6-4でドッグスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手&野手に注目していきます。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
山崎琢磨
山崎琢磨投手は6回5失点(自責点4)の投球でした。
全89球の内、ストライク64ボール25。
印象としては「4回まで球数安定」です。
かなり打たれていましたが、常にストライク先行で、テンポの良い投球だったからか、あまりそれを感じさせませんでした。
5失点でも6回まで投げれて球数を89球に抑えれてるのが証拠です。
野手も守っててあまりストレスを感じなかったのではないでしょうか。
5回に海辺選手に11球粘られた場面も四球を出さずに三振で打ち取りました。
細かい制球を修正することと、球威を上げること。
課題はたくさんありますが、投手に必要な強いメンタルを持っています。
大野稼頭央
大野稼頭央投手は1回1失点の投球でした。
全24球の内、ストライク14ボール10。
印象としては「ストレートが速くなってる」です。
大野投手、かなり進化してます。
今回のストライク14球の内、6球がストレートによる空振りでした。
全て140キロ台後半の、ただ速いだけじゃない空振りの取れるストレートです。
制球が荒れ気味ではあったものの、これがまとまってくれば非常に楽しみです。
ストレートを捉えるのが難しいと判断すれば、打者は緩いカーブに狙いを絞ります。
その為、カーブの制球はこれまで以上に注意が必要です。
とにかく低め。
ボール球でいいです。
ゾーンに投げ込むのは基本的にストレート。
これで無双できます。
ロドリゲス
ロドリゲス投手は1回無失点の投球でした。
全20球の内、ストライク11ボール9。
印象としては「球は速い」です。
ストレートの球速が150キロ前後あり、球の力強さを感じました。
ただ、ストライク以外の球種がイマイチだったので、打者はストレートに狙いを絞ることができ、空振りをなかなか奪えませんでした。
日本で活躍しようと思えば、クイックも速くする必要があります。
1イニングで2つも盗塁を決められました。
ポテンシャルは高いので今後の成長に期待です。
野手
今試合で打撃で目立った選手はいませんでした。
ただ、守備では3回にセンターの桑原秀侍選手が完璧なバックホーム。
大きくアピールに成功です。
木下勇人選手は途中出場でタイムリー。
細かいですが、捕手が少しはじいただけで二塁へ進塁する走塁でも魅せました。
打撃走塁両面で魅力的な選手だと感じます。
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