2025/4/5、福岡ソフトバンクホークス対くふうハヤテベンチャーズ静岡の二軍公式戦が行われました。
結果は6-1でベンチャーズが勝ちました。
今回はこの試合のホークス投手&野手を個別に取り上げます。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
井﨑燦志郎
井﨑燦志郎投手は5回無失点の投球でした。
全50球の内、ストライク32ボール18。
印象としては「ストレートとフォーク」です。
初回はストレートオンリー。
2回以降はストレートとフォークの投げ分け。
それだけで無双していました。
まず、5回まで球威が全く落ちなかったのが素晴らしいです。
先発として十分勝負できます。
次に、牧原巧汰捕手のリードも良かったです。
打者の反応を見ながら最適な配球をした結果、少ない球数で井﨑投手が投球できました。
井﨑投手ぐらいの球威があれば真ん中で勝負できます。
細かい制球力は必要ありません。
今後も今回のような好投を続け、今季中には一軍初登板を果たしたいところです。
木村大成
木村大成投手は2回4失点(自責点3)の投球でした。
全45球の内、ストライク32ボール13。
印象としては「全体的にコースが甘い」です。
井﨑投手のように高めにストレートを投じると、いきなり和辻選手にヒット。
そしてその次の増田選手にも良い当たりのセンターフライ。
そこで木村投手の状態がイマイチだと察しました。
それでもストレートを投げないわけにはいきません。
変化球も交えながら試行錯誤の投球を繰り広げました。
全体的にコースが甘く、イヒネ選手の送球エラーもあり4失点。
今回の登板で一軍昇格は一歩遠のきました。
また、1からアピールしていくだけです。
岡田皓一朗
岡田皓一朗投手は1回2失点(自責点1)の投球でした。
全20球の内、ストライク13ボール7。
印象としては「ストレートが力強い」です。
変化球でストライクが取れなかったため、ストレート一本に絞られ、失点してしまったものの、ストレートの力強さは感じました。
変化球でカウントが取れるようになると一気に大化けします。
低めのフォークボールで空振りを取れなかったことから、まずはこのフォークの質向上が求められます。
大城真乃
大城真乃投手は1回無失点の投球でした。
全10球の内、ストライク8ボール2。
印象としては「スライダーの投げ分け」です。
左打者の外角から逃げるスライダーと、内からストライクゾーンに入ってくるスライダー。
この2種類のスライダーとストレートを効果的に使い、打者に的を絞らせませんでした。
井上選手と石塚選手のファインプレーはあったものの、投球内容も素晴らしかったです。
左の変則中継ぎ投手は制球力が命。
今後も1球に拘る投球が続きます。
野手
この試合で一番アピールしたのは笹川吉康選手。
全て単打ですが猛打賞の活躍でした。
ヒットの内容も求めたいところですが、まずは結果。
笹川選手は4月に入ってから一本もヒットが出ていなかったので、まず一本出てホッとしているでしょう。
一軍に上がれる選手は調子の波が少ない選手なので、これからコツコツヒットを打ち続けてほしいなと思います。
佐藤直樹選手は逆方向へ2安打。
こちらは打つべくして打ってます。
確率の高い打撃で一軍昇格を窺います。
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