2024/6/16、福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの二軍公式戦が行われました。
結果は8-4でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの6月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
笠谷俊介
笠谷俊介投手は4回3失点の投球でした。
全86球の内、ストライク58ボール28。
印象としては「雨中断の影響か」です。
立ち上がりは非常に落ち着いて素晴らしい投球でした。
ただ、雨によって中断した後の3回は別人かというぐらい投球内容が悪くなりました。
真ん中じゃないとストライクが取れないので、打者は気持ちよくスイングしてその甘い球を捉えました。
投手は繊細な生き物なので、少しでも歯車が狂えば一気に全てがおかしくなります。
ただ、そんな簡単に崩れてしまう投手は起用しづらいのも事実です。
笠谷投手にはこういう時こそ、首脳陣の信頼を勝ち取る投球を見せてもらいたかったです。
次回登板に期待です。
中村亮太
中村亮太投手は2回無失点の投球でした。
全36球の内、ストライク23ボール13。
印象としては「中ロング要員になれる」です。
中村投手はここ最近、常に安定した投球を披露しており、複数イニングも苦にしません。
今の一軍の中ロング要員は又吉投手と大山投手ですが、彼らに何らかのアクシデントがあった場合、支配下登録される可能性は十分あると見ています。
今回は6回の先頭に四球を許しましたが、出した走者はその1人だけでした。
場面場面に応じて低めに投げ切ることができるので、大崩れをしない投手です。
大城真乃
大城真乃投手は2回1失点の投球でした。
全25球の内、ストライク18ボール7。
印象としては「投げ切れなかった」です。
7回は四球を出しながらも、しっかりコースに投げ切ることはできました。
ただ、回跨ぎ後の8回は韮澤選手や仲田選手に対して、ピンチなのに球が高めに浮いてしまう場面がありました。
今回だけでなく、ここ最近は開幕当初のような「安定感」がありません。
おそらく本調子ではないのでしょう。
それでも二軍での起用が続いているので、ここら辺で何とか首脳陣の期待に応える快投を披露してもらいたいところです。
フェリックス
フェリックス投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク9ボール5。
印象としては「全てフライアウト」です。
勝負球は全て高めの球。
そして打者はその球を打ち上げてフライアウトになりました。
フェリックス投手としては理想的なアウトの取り方だと思います。
フライアウトは取るだけで良いので、エラーの可能性が少なくなるからです。
制球力も悪い時と比べると格段に上がっています。
ストライクゾーンの中で暴れているような感じでしょうか。
このような投球を続けていけば、誰かが見てます。
ホークスの一軍投手陣に外国人枠を1つ使ってでも食い込むのは難しいですが、ホークス以外のチームで一軍の戦力としてオファーがかかる可能性は十分あります。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手6月打撃成績がこちら。(2024/6/16時点)
この試合では渡邉陸選手、正木智也選手、リチャード選手、伊藤大将選手の4選手に本塁打が飛び出しました。
絶好調正木選手のバットは止まりません。
これだけ打てば、交流戦後のペナント再開から一軍昇格は確実でしょう。
逆にこの成績で一軍に上がれないようだと、二軍選手のモチベーションは下がると思います。
どれだけ打っても無理だとなってしまうからです。
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