今回はホークスが欲しがりそうな2024年国内FA権取得見込み選手についての記事です。
ホークスがFA選手を獲得する年は「優勝できなかった年」です。
- 2021年 又吉克樹投手
- 2022年 嶺井博希選手,近藤健介選手
- 2023年 山川穂高選手
ホークスは3年連続でリーグ優勝,日本一を逃していますが、その間に毎年FA選手を獲得しています。
よってホークスが2024年オフにFA選手を獲得するとなった場合、それは優勝を逃したことを意味します。
2024年度、国内FA権取得見込みの選手一覧はこちら。
この中で特にホークスの補強ポイントとなり得る選手を5名ピックアップしました。
山岡泰輔
ホークスが2024年度も相変わらず先発投手に苦しみ、優勝を逃したならば、山岡投手の獲得を検討するべきです。
山岡投手は補償が必要なBランク選手。
ここ4年、規定投球回には達していない。
獲得する側にとってはこういったマイナス要素はあります。
ただ、山本由伸投手と山崎福也投手が抜けたオリックスの先発状況。
山岡投手はリーダー的役割を期待されます。
そこで結果を残しタイトル争いまでするようになると、一気に評価は高まります。
デビューから一軍で7年連続10先発を記録するというタフさはあるので、あとは結果だけです。
山岡投手はホークス相手に中々投げません。
相性が悪いからです。
特に甲斐選手に対しては通算打率.625(16-10)、OPS1.6875と完全にカモにされてます。
ホークスに移籍すればホークスと対戦しなくてよくなるという意味で、山岡投手にはメリットが大きいのではないでしょうか。
西野勇士
西野投手も山岡投手と同様、ホークスが2024年度も先発で苦しんだ場合に獲得候補に挙がる投手です。
西野投手の2023年度のQS率77.8%はホークスの有原投手よりも高い数字です。
もし今、彼がホークスにいたら開幕投手候補と呼ばれていても不思議ではありません。
それだけの投手ですが年齢は来年で33歳、FAで移籍すると仮定した年は34歳です。
その上、補償が必要なBランク選手。
並の成績では獲得に動けません。
ホークスの先発陣に一切希望が見えない、もしくは西野投手が規定投球回に達し圧倒的な成績を残す。
こうなった場合のみ可能性が生まれます。
高梨雄平
ホークスは右の中継ぎは充実しているものの、左は完全に充実しているとは言い切れません。
そこで高梨雄平投手です。
田浦文丸投手、長谷川威展投手。
この若い二人が結果を残せず優勝を逃した時、おそらく補強に乗り出します。
高梨投手は有原投手と早稲田大学の同期。
有原投手は先発、高梨投手は中継ぎ。
有原投手はドラフト1位、高梨投手はドラフト9位。
何かと正反対で、それでもお互いにそれぞれの道で結果を残している。
そんな投手2人が再び同じチームになったらかなり熱い展開にはなります。
高梨投手の年俸ランクはBランク。
1点台もしくは2点台で50試合以上登板すれば、ホークスを始めとする他球団が興味を示す可能性が生まれます。
大城卓三
大城選手のような打てる捕手はどこのチームも欲しいです。
甲斐拓也選手、嶺井博希選手とどうしても比較してしまいますが、彼らより大城選手の方が総合的な能力は高いです。
ホークスが大城選手の獲得に動くかどうかは、若手捕手の台頭にかかってます。
今までは甲斐選手が試合に出るのが当たり前の雰囲気でした。
2024年度もその雰囲気が継続したまま優勝を逃すと、ホークスは全力で大城選手の獲得に動きます。
ホークスの捕手が守備だけやってれば勝てる時代はもう終わりました。
阪神は特別パターンです。
投手陣が完璧で捕手以外で点が取れる打線なら、捕手が打たなくても問題なしです。
22~26歳のホークス若手捕手は第二捕手ではなくレギュラーを掴むぐらいの気持ちでいかないと、大補強がまたありますよ。
大山悠輔
栗原陵矢選手不振、井上朋也選手不振、リチャード選手不振。
こんな最悪な状況で優勝を逃した場合に大山選手の獲得が考えられます。
確率としては非常に低いです。
ファースト山川選手。
ライトorDH柳田選手。
レフト近藤選手。
大山選手が守りそうなポジションはサード以外全て複数年契約選手で埋まってます。
若手選手がもう全く期待できないとなれば獲得はありえるものの、もしそうなった場合、チーム状況としては最悪です。
因みに大山選手のFAランクはAランク。
補償選手が必要です。
コメント